年末年始体調が悪く、ずっと家にいる。
帰省もできず数日引きこもっていたからかもしれないけれど、すごく寂しい。
新年のめでたさとはかけ離れた気分だ。
寂しいのは、実家や親族のこと。
両親は還暦を超えた。
大学を中退した弟は未だ働かず資格試験を受け続けている。受け始めて何年たっただろうか。
仲が悪いわけではない。むしろいい方だとは思うけど悩みは尽きない。弟のことで気を揉み続けている。
帰省できず、会えなかったことが寂しさを増しているのかもしれない。
父方も母方も、祖父母はもういない。
従兄弟もいない。
実際に実家に帰るといつも温かみを感じられるのに、こちらにいると実家が灰色に映ってしまうことがある。
弟が少しでも社会に出ることができれば彩りが戻るのだろうか。
同じ境遇にいる方も周りにおらず、自分の中で抱え込んでしまっている。
もっとおじいちゃん孝行したかった、おばあちゃん孝行したかったなと後悔する日々である。
将来、親に対しても思うのだろうか。